caprinの更生日記

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衆院選挙でわかったこと 民主党の敗因、自民党の勝因 (為替王)

http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/50042990.html

民主党大敗の理由は・・・、
「自らの案を出せない政党に、政権政党の資格はない」

岡田さんは選挙戦で確かに頑張った。真面目に政策を訴えた。マニュフェストには良い政策も盛り込まれている。それはよくわかる。ましてや、二大政党制を望み、民主党に頑張って欲しいと考える人も多い。

しかし・・・。
先の国会で、自民党の郵政民営化法案に対して、なぜ対案を出さなかったのか?
国権の最高機関である国会で自らの案を出せない政党に、どうして日本の政権政党としての資格を与えられようか?
与党の法案を潰すことだけに躍起になる毎度おなじみの“野党”ならば、一生野党のままでいてもらっていい。

 今の国会のバランスを考えたらやはり二大政党制がいいと思うのだけど、今回はやはり民主党の頑張りが足りなかった。岡田代表の次にまた古狸が代表に復活したら、「民主党に未来は無い。」って言われそうだけど、次の若いリーダーって、民主党にいるのかな〜!?

自民党大勝の理由は・・・、
「多くの国民がうんざりし、政治離れの原因であった一部の既得権益を持つ団体の主張ばかり通る馴れ合い政治を終わらせるための第一歩を踏み出したこと」
既得権益を守ろうとする団体との決別をはっきり言い切ったのは、おそらく小泉さんが初めてでしょう。
郵政事業改革だけが日本の課題ではない ことぐらい、誰でもわかっています。
年金問題等も含めて日本が構造的に生まれ変わるために最も大事なことは、“過去とのしがらみを断ち切ること”ですが、それが何一つ出来ていない現状において、
「郵政改革すらできなくてどんな改革ができようか」との小泉さんの表現は、
国民の、「なんでもいいからひとつくらい改革しろよ」、「言い訳はいいから早く何かやれよ」という政治に対する思いに見事に答えてくれた名言ではないでしょうか。

実際に27万人の郵政職員を敵に廻してまで、大物国会議員を切り捨ててまで、
小泉さんは、普段あまり選挙に行かない無党派層を中心とした大多数の国民の想いを汲んでくれた。じゃあ応援してあげなきゃ、という心情が生まれたのは至極当たり前だという感じがします。

 既得権益ばかりを主張する古い政治家はいらない。中曽根の時代はもう終わったのだ。