caprinの更生日記

1行ニュースがメインとなります

JASRACを刺したのは誰か (Tech-On!)

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080523/152199/

 一般から申告があり,それが「書面で行われ,具体的な事実を示しているものである場合」には,公取委は,その報告にかかわる事件についてどのような措置を採ったか,あるいは措置を採らなかったかを報告者に通知することになっています。「なぜ今?」という疑問に対しては「JASRAC独禁法に違反していると誰かが申告し,その事実を確認するために公取委が調査を行った」と考えるのが自然でしょう。しかもその「誰か」は,JASRAC以外の音楽著作権管理業者である可能性が高い。ということで取材を進めました。

 ということで「JASRACを刺したのは誰か」についてはわかりませんでした。期待していた人,ごめんなさい。ただ,「JASRACとテレビ局が進めている全曲カウント体制構築の進捗が遅いことにいらだっている人がおり,その人が今回の調査の引き金になった」のは確かです。どこかの音楽著作権管理事業者か,あるいは霞ヶ関にその人はいるのでしょう。

 今回のことは単なる警告なのか!? 省の違う官僚同士の綱引きか、はたまた天下り団体同士の綱引きか、どちらにしろ民意とはあさっての方向に物事は進みそうな気がする。
 はたまた、JASRAC公正取引委員会の裏取引をした上での自作自演という可能性もある。だって、包括的契約がダメになって、厳密に使用曲回数をカウントさせたらそっちの方がJASRAC儲かりそうだもん。登録曲数が圧倒的だから、TV局側は相変わらずJASRACに登録された楽曲を使うだろうし。