caprinの更生日記

1行ニュースがメインとなります

ブランド信仰の日本でブランド離れ?――フィナンシャル・タイムズ (goo ニュース)

http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20080530-01.html

しかしそれでも日本はヨーロッパ高級ブランドにとって、総売り上げの14%(大手ブランドとなるともっとだ)を生み出す重要な市場だ。それだけに日本で得るものも失うものも大きい。そして業界全体の鈍い成長率だけに注文してしまうと、勝ち組と負け組の落差が見えなくなる。日本人の需要は、ブランド市場の中の「低価格帯」と「高価格帯」の両極端に二極化しているのだ。おかげで「コーチ」のような「買いやすいブランド」は売り上げを2ケタ台に伸ばし、日本中に 147店舗を展開。そしてその一方で「ボッテガ・ヴェネタ」のような(ロゴはほとんど目立たないが高価格という)超高級ブランドも、やはり日本市場で売り上げを伸ばしている。

それとは対照的に、「ブランドとしての知名度があり市場にも浸透している『ポロ』や『プラダ』といったブランドは、勢いを失っている」とJMRNは指摘。消費者は「高い値段に見合うほどの価値がない」と感じているようだという。