caprinの更生日記

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千代田区外神田の中央通りで起きた事件について (桃井はるこオフィシャルブログ「モモブロ」)

http://ameblo.jp/momoi-ktkr/entry-10104915057.html

わたしは献花台の近くまで行くと「すみません」と声をかけて道を開けてもらおうとしました。
そうすると、次々に声を掛けてくる人に取り囲まれました。
「被害者の方の関係者ですか」「亡くなった方のお知り合いですか」……。
同じことを何度も聞かれましたが、わたしはなるべくご迷惑にならないように、早くお花をお供えすることしか考えていなかったので、
何も言わず献花台の前でお花の包装を解きました。すると、一斉にすごい数のフラッシュが光りました。
わたしは「写真を撮らないでください」とお願いしました。
しかし、わたしがお花を置くと、また光ります。もういちど「写真を撮るのをやめてください」と言いました。
その後も拝むたびにフラッシュが光るので、何度も「写真を撮らないでください」と言いました。
最後のほうはけっこう大きな声になってしまっていたと思います。
わたしは心をこめて拝ませていただきたかったのです。
でも、チカチカと光をたいてじゃまする人がいます。
手を合わせながら、何度も何度も「やめてください」と言ううちに、涙が出てきました。
わたしは、言うのをやめました。
「こんなに悲しいことがあって、わたしがせめて拝ませていただきたくても、させてもらえないのか。
わたしは本当になにもできない。どうしたらいいのだろうか。」と思いました。
短く拝み、去ろうとしましたが、やっぱり心残りがあり、もう一度振り返り、心から深く礼をして手を合わさせていただきました。
その時も、カメラを光らせる人がいましたが、もう仕方ないと思いました。
言葉では表現できない、今まで感じたことのない、すごく悲しい気持ちになりました。
とてもとても悲しかったです。
その後も、追いかけてきたり、名乗りもせず「遺族の方ですか」などと何人にも声を掛けられました。
「違います」と言うと去っていきます。ものすごくものすごく嫌な気持ちでした。

かつて、アキバの歩行者天国は、楽しい場所だったはずです。
自分の歌を聴いてもらいたくて、朝早くから機材を持って歌いにくる、歌手を夢見る女の子がいました。
手品をする人、ダンスする人もいました。コスプレしている人もいるようになりました。
でも、そのような人はすぐに注意され、逮捕されて警察に行ったという人もいます。
なのに、今ここにいる、大きなカメラやマイクを持って心が傷ついた人を待ち構えていたり、
人が亡くなられてお花がお供えしてある場所のすぐ横で携帯電話で打ち合わせのような事務的な話を大声でしている人達は、
道路を占領しても、車道に車を停めていても、何も言われないのです。
近くには警察官も何人かいましたが、注意したり、献花台の前をあけるように促すことはないようでした。
法律以前にあるはずの、人としての思いやりが、すごくほしいと思いました。

 この凶行が行われた瞬間、秋葉原は前とは違う街になってしまったんだろうなあ。


■関連リンク 【秋葉原通り魔事件】悲しみ深く… 献花台に友人ら (MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080610/crm0806101725029-n1.htm


■関連リンク [漫画家] 無題 - (*apricot days*)

http://blog.goo.ne.jp/aokiume/e/1893437878e6b2a16394a9f13632b15c

皆さん無事ですか?大丈夫ですか?

私も今日、ひだまりの風船欲しくて1時頃秋葉原に来て、
騒然としていて、びっくりして、
本当に他人事では無くって…


風船貰いに秋葉原に来て下さってるお客さまもいるんだと思うし、
大丈夫ですか?無事ですか?
友人、知り合いの皆様も無事ですか?

こんな恐ろしい事件をこんなに身近に感じるのは初めてで、
怖くて怖くて、苦しくて悲しくて、悔しいです。

まだ現地に居るので正確な情報はわからないのですが、
亡くなられた方の御冥福を心よりお祈りします。

ひどすぎるよ……