caprinの更生日記

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なぁーんだ、iPhone値段のカラクリはそーゆうことか (Tech Mom from Silicon Valley)

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20080610/1213134808

つまり、キャリアであるAT&Tが$200ぐらいサブサダイズする。その代わり、月々のデータ料金がこれまでの$20から$30に上がる。とゆーことらしい。
この点でも、キャリアのサブシディで売る「フツーの携帯」に近くなったわけね。初期費用が200ドル安くなった代わりに、月々の料金増加分で、2年契約期間中合計で240ドル多く払う。現在価値(present value)に直すと似たようなもん、ってことか。それでも、やっぱりみんな、これなら買うんだよなー。きっと。


■関連リンク iPhone 3Gジョブズの敗北宣言 (池田信夫 blog)

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/9e6be8071830bc2c8ae6c62557e2acf2

iPhoneの3G対応がメディアで話題になっているが、「全米で600万台のベストセラー」だって? パラダイス鎖国では、この程度でベストセラーなのかもしれないが、ノキア1100は2億台、モトローラのRAZRでも5000万台売れてるんだよ。

事実は逆で、iPhoneは携帯端末としては売れ行き不振だから、AT&Tに補助金をもらって見かけ上の価格を200ドル下げただけのことだ。その代わり、通信料金は2年で240ドル増える。2年以上使ったら、事実上の値上げだ。日本ではソフトバンクが売るようだが、こっちはそういう詐欺的な価格表示はやめたから、4万円ぐらいだろう。

もともとiPhoneAT&Tから出たのは、3Gへの対応が遅れて急成長するベライゾンに抜かれるのが時間の問題だったAT&Tが、ジョブズの「設計にも価格にもいっさい口を出すな」という要求を呑んで屈辱的な契約(プロトタイプを見ることさえ許されなかった)を結んだためだが、ここにきて立場が逆転した。iPhoneの在庫が積み上がり、eBayなどで投げ売りされるようになって、さすがのジョブズAT&Tの補助金に頼らざるをえなくなったのだ。


■関連リンク [WSJ] 安くなったiPhone――普及優先で「無料」も? (ITmedia News)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/10/news063.html


■参考リンク 「iPhone 3G」で変化した3つのポイント (ケータイ Watch)

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40348.html