恐怖の自衛隊脳 (シートン俗物記)

http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080618/1213778103

“考えるな”“逆らうな”“従え”こそが、軍隊の本質なのだ。上でふんぞり返りたい連中は、従って「軍隊に学ぶ」事を好むわけで、日本の“伝統的な”会社教育、なんてのは、この延長にあった。日立やら松下やらじゃ、この手の研修なんてのはありふれていて、結果として「自分で判断しない」社員を大量に造り出したわけだ。

　まあ、言いたいことは理解出来る。ただ、橋下知事の考えが「考えるな、従え」なら、今の大阪の公務員は全員じゃないにしても相当数の人が「考えるな、逆らえ」になっているような気がするんだよなあ。現状よりも自分達の状況が悪くなりそうだから、とりあえず破壊者の知事には逆らっておけ……みたいな。そこには、自分らの保身しかなく、大阪府民のため、大阪の将来のためにという視点が決定的に欠けている。
　だいたい自衛隊の訓練をする以前に、今の公務員が大阪の状況をちゃんと「自分で判断している」のなら、「給料下がったので、士気が下がった」とか「職員はあきらめている。知事は人として尊敬できない」とか、恥ずかしくて言えないと思う。

云っとくが、橋下（やその同類）にとっちゃ、お前らボンクラどもも、府職員と同様なんだぜ。
鍛えて矯正すべき対象に入っている。連中は、アニメやらゲームやらが好きなヤツをゴキブリのように見ている。だから、あの連中はやたら“ネット規制”やら、“準児童ポルノ規制”“徴農”やら持ち出すんだろうが。
自分が嫉ましいと思う「公務員」を叩いてくれるから、といって応援しても、ヤツにはお前らの存在なんて虫けら以上には写ってやしないって。

　そりゃ、さすがに言いすぎだろう。橋下知事がネットの悪口などを嫌いなのは知っているけれど、ヲタク連中やNEETをゴキブリのように扱っているとまでは読み取れない。虫けらを扱うために大阪府知事に立候補するなんてどんだけマゾなんだよ。