caprinの更生日記

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AAP(アホアホパワー) (小福のへりくつ)

http://kofuku.cocolog-nifty.com/herikutsu/2005/08/aap.html

何しろアホなんだから、何を言っても通用しない。森前首相の説得も、マスコミの批判もまったく役に立たない。理屈が通らない、それがAAP=アホアホパワーなのだから。アホであるということは、何があっても動じないということでもあるのだ。つまり、アホになれる器であることが、偉大なリーダーの条件なのである。

民主党の岡田代表が、小泉首相に劣るとすると、このアホアホパワーが感じられないことが大きな要因の一つなのではないか。なんか、彼は頭よすぎる感じがするモンね。最初から最後まで、四の五の考えていそう。岡田代表が、小泉首相と対等に戦うためには、もう少しアホになる必要があると思う。

今の時代、求められるリーダー像は、理屈じゃなく、行動力のある人だ。そして、行動力の源とは、AAP(アホアホパワー)なのである。

 小泉は、最初の頃、考えに考え悩みぬいたけど、最後の最後で行動を移すときには「あほ」になったという説はおもしろい。確かにリーダーシップを採る人間には時としてそれは必要なパワーだよなあ。困難に立ち向かうときに、足がすくむよりはなんぼかマシ。

 あと、自分は森元総理はあまり好きじゃないのだけど、今回のひからびたチーズの説得失敗会見はさすがに演技だと思うようになった。後見人の森でもサジを投げる小泉首相の不退転の決意を演出したものだと考えている。まあ、あれが素だったら森は政治家として要らないよなあ。

 今回、「日本をあきらめない」という「で、具体的にどうするの!?」という岡田代表と比べて、小泉首相は、改革に対して言葉や行動に「揺るぎ」が一貫としてなかった。これは悪くいえば郵政に対してだけの改革なんだけど、それに対抗しうるだけの政策を民主党は出せなかったのは痛い。そりゃ首相になる前から「郵政改革する!!」と言っているのだからこれに関しては信念として「揺るぎ」ようがないわけで、政策の良し悪しはともかくとして「信念」があるほうが強いに決まっているよなあ。
 郵政改革の利権に関係ない人や興味の無い人にとっても、「ここまで首相が言うのならその改革をやらせてみよう。」と思わせるには十分だったのだ。