caprinの更生日記

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作品を批判すること (naoyaの日記)

http://naoya.g.hatena.ne.jp/naoya/20060323/1143099465

 「ゲームの批評は正当か!?」というゲームが産まれたときから、すでに存在していた問題ともいえるのだが、「Hatena」においてnaoya氏が書いたものだからやはり反響が大きい。
 自分にとって、クリエイターにとって次回のゲーム製作の糧になるのであれば、批評であろうと賞賛であろうとどっちでもいいのだが、遊ぶ方も人なら作る方も人なのだからそこはもうちょっとお互いにスマートにやろうよと思う。褒めることで伸びる人もいれば、批評を聞いて「このやろっ!! もっとおもしろいゲームを作ってやるぜっ!!」と発奮する人もいる。問題なのは、FFみたいに超大作となると、一人一人のクリエイターの顔が見えなくなり、遊ぶ人も桁違いに多くなるからFFと聞いただけで無条件に批判する者も出てくることだ。嫌いなら遊ばなきゃいいのにまったく不思議な人もいるもんだ。

 なんにしろ、作る側も遊ぶ側もお互いにある程度緊張感があった方がよりよい作品が産まれるだろうが、ただ、遊ぶ側は、批判するための批判になるのじゃなく次回のより良い作品作りに繋がるような批評をしたい。そして、素晴らしい作品には惜しみない賞賛も送らなきゃ。だって、どう考えても作る側の労力と遊ぶ側の労力じゃ、前者の方が大変なのだから。
 あと、「俺はお金を払った客だ。」とか「クリエイターは批判を受けて当然、それがプロ。」とかいう意見は正しいといえば正しいのだけど、それだけじゃあゲームに対して愛がない。どうせそういうことをいつも言う連中は気に入った作品でも「あ〜、あそこさえこうなってりゃ〜な〜。」、「読み込み長いんだよ〜!!」、「アレはあのゲーム真似ているよな〜。」とかやっぱり文句を言っているに違いないのだからね。(人はそれをはまっている状態という。本人は当然褒めているつもり。)


・関連リンク クリエイターは「批評されること」そのものを問題にしているのではない (音楽配信メモ)

http://xtc.bz/index.php?ID=272

 amazonのCDレビューとか前からすごいなあと思っていた。レビュー一番乗りの人が「聞いてはいないけど、期待の新作です。」で★5つって、お前まだ聞いてないじゃんっ!!と思わず突っ込みをいれずにはおれない。 まあ、amazonからしたら売るための手段だからしょうがないのかもしれないが、やっぱりレビューが集まるのは発売後からにしれ欲しいよなあ。