caprinの更生日記

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あのころは加藤智大がいた (過ぎ去ろうとしない過去)

http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080611/p1

しかし、別にその現場にいあわせただけの、いやいあわせてすらいなかったオタクが被害者面をするのは、それこそ「不謹慎」な気がします。あるいはこれもある種の「不快感至上主義」と言ってもいいかもしれませんが。

そもそもなぜオタクは「われわれは傷つけられた」と思ってしまったのでしょうか。多くの「善良な」秋葉原のオタクたちにとって、通り魔は外部からやってきたものでした。彼はまさにオタク的な趣味を持ち、オタク的な言語を用い、オタク的な問題について関心があったにも関わらず、オタクにとっての「われわれ」の中には、彼は入れてもらえませんでした。

つまり、秋葉原は内から汚れていったのではなく外から汚されたという視点なのです。