プロレタリア文学代表作「蟹工船」 20代中心にブーム (FujiSankei Business i.)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806120046a.nwc
作品が再び脚光を浴びだしたのは今年2月ごろ。作者の小林多喜二(1903〜33)の没後75年の記事を見た都内の書店が、「ワーキング・プア(働く貧困層)?」の広告で売り出したのがきっかけだった。
文庫版を出す新潮社によると、増刷は例年、年に5000部程度だったが、今年はすでに30万部以上。購買層は20代が全体の約3割を占めるという。「地方にも広がり、書店からの発注は衰える気配がない」と同社。
■蟹工船が日経主催の今年前半期のヒット番付に入っていて笑った。いつの時代の本だよ、これ。