「失われた20年」が終わる (池田信夫 blog)
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日本の直面する最大の問題は所得格差でもデフレでもなく、生産要素を再配分する市場メカニズムが機能しないために生じた効率(生産性)の低下なのだ。潜在成長率は、最近の推計では0.5%に低下している。こんな状況で「名目3%成長」という非現実的な数値目標を掲げ、この20年の教訓に学ばないで「市場原理主義」を否定し、「人間のための経済」とかいう無内容な政策を掲げる鳩山首相が退場しないかぎり、日本の失われた歳月は終わらないだろう。