caprinの更生日記

1行ニュースがメインとなります

打ち砕かれた「プライド」 (1/2)W杯アジア3次予選 日本代表対バーレーン代表 (スポーツナビ)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/200806230004-spnavi.html

 一方で、このラインナップからは、岡田監督の「意地」と「迷い」も読み取れる。「意地」というのは、もちろん中村俊のスタメン起用だ。右足首の負傷が癒えて間もない日本の10番について、指揮官は「試合に出られる状態にあるというのは間違いない」と、前日会見で言い切っていた。確かにそうなのかもしれない。しかしながら、決して代えの利かない希代のタレントが「意地」のために酷使されることについては、やはり割り切れないものを覚えてしまう。

 そして「迷い」とは、玉田のパートナーに佐藤が指名されたことである。オシム監督時代には、ほぼ常連で呼ばれていた佐藤だが、今季はJ2でプレーする選手。無論、佐藤自身を、そして広島やJ2をくさすつもりはない。が、それでも高原がスランプに落ち込み、そして大久保が出場停止処分の身である現在、日本のトップリーグに安心して代表の前線を任せられる人材がいないという事実は、決して看過できるものではないだろう。